南座(みなみざ)は、日本の伝統芸能である歌舞伎の発祥地、京都の四条河原町に位置する歴史的な劇場です。
現在の建物は、1929年(昭和4年)に再建されたもので、時代の変遷に合わせた再建や改修が行われてきました。
最近でいうと、2016年(平成28年)2月から2年以上かけて耐震のための大規模改修が行われています。
京都南座は伝統的な和風建築と近代的な設備を融合させた優美なデザインが特徴です。
南座の建物は、劇場の正面から見ると、白壁や赤い縁取りの伝統的なデザインが特徴的で、劇場に一歩足を踏み入れると、豪華な緞帳や美しいシャンデリアが来場者を出迎えます。
観劇だけでなく南座の内装も楽しんでいただきたいと思い記事にしました。
京都南座の内装がレトロモダンで素敵!
玄関を入ったところの天井を見てくださいね。
本当に素敵なライトがあります。
写真中心なので、南座行ったときに本物を見て楽しんでくださいね。
階段にある丸い装飾が素敵です。
四角いライトも素敵ですが、大きな絵画も素敵です。
ロビーの絨毯の雰囲気がいいですね!役者の方の銅板(?)が見守っています。
南座の劇場にある屋根は何?
南座の劇場に入ると、舞台の上になぜ屋根があるの?と思う方もいますので紹介します。
この屋根は破風(はふ)といいます。
江戸時代初期の劇場では、舞台や桟敷席の上にだけ屋根が設けられていました。
その当時の特徴を引き継いで作られた唐破風になります。
現在、歌舞伎を上演している劇場中でこの破風があるのは南座だけです。
貴重ですね!
3階席から撮ったものですが、1階から見ると格子になっています。
南座は天井が美しくて好きです✨ pic.twitter.com/Mgehel35a8
— にこ (@nikomnsk2023) December 1, 2023
照明にも飾りがついています。どうしても光で反射して取れないので、暗くしてとってみましたが
わかるでしょうか?
Xで探してみたら、とても素敵に写真を撮っている方がありましたのでご覧ください。
南座は天井と電灯もキレイ。
電灯の模様を写そうと思うと周りが暗くなっちゃうけど🥲#南座で歌舞伎 pic.twitter.com/7zpQpH4voM— みう (@myu_kabuki) March 12, 2024
まとめ
京都南座のモダンレトロな照明や、階段、劇場内にある屋根について紹介しました。
南座の中を歩いて、素敵なものを沢山見つけてくださいね!
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