歌舞伎観劇といえば、「歌舞伎座」ですね。
歌舞伎座は、東京の銀座にある歌舞伎専用の劇場です。
毎月違う演目の歌舞伎が上演され、とても賑わっています。
現在の歌舞伎座は、2013年4月に開場し、座席数は幕見席96席も含めて1904席。
座席の種類は、桟敷席、1等席、2等席、3等席A.B、幕見席(4階席)があります。
とても大きな劇場で、見え方もわからないから、チケットを買う際にどこにするのか迷いますよね。
この記事では、歌舞伎座の座席表、座席からの見え方やおすすめの席をまとめてみました。
歌舞伎を観劇した後、近くのホテルに宿泊して、思い出に浸りながらゆったり過ごすのもいいですね。
歌舞伎座周辺には、観光に便利なホテルも多いのであわせて紹介します。
歌舞伎座の座席のお値段は高いものから安いものまでありますが、歌舞伎座で歌舞伎を観るととても贅沢な気分になれます。
ぜひ歌舞伎観劇をしてみてくださいね!
「歌舞伎座」の座席表
歌舞伎座座席表
座席の種類は、桟敷席、1等席、2等席、3等席A.B、幕見席(4階席)があります。
お値段は桟敷席が一番高く、次に1等、2等という順で安くなっていきます。
桟敷席と舞台と花道については下記の図のようになります。
花道は、舞台に垂直の道で、舞台と同じ高さになります。
桟敷席は、花道に平行にある座席です。
桟敷席の舞台に近いところで歌舞伎を観るのに憧れる方が沢山います。私もその一人ですが簡単には手が出せません・・・。
こちらは幕見席座席表です。
歌舞伎座の4階にあり、通常の入り口とは別で幕見席専用の入り口があり、別の階には移動できません。
歌舞伎座の座席の見え方は?
こちらの写真は、歌舞伎座開場して、なるべく人がいない時に立った状態で撮ったものです。
人が座るので後方に行くほど後頭部、後頭部、後頭部となり見えづらくなりますのでご了承くださいね。

歌舞伎座1等席後列中央付近

歌舞伎座最前列「かぶりつき席」座ると舞台を見上げる形になります
歌舞伎座最前列や前方の列は舞台を見上げて観る形になります。
役者さんの演技を間近に観ることになりますので、表情がはっきり観え迫力満点、衣装や小道具も楽しめます。

歌舞伎座花道前方より揚幕方面を見た場合
花道に近い席の場合、役者さんが通った時に役者さんのお化粧の香りがふわっと漂ってくることがあります。とてもいい匂いですよ。
花道横の席は、役者さんがすぐ横を通っていくのでドキドキです。かっこよすぎて思わず目を伏せてしまったり、あまりの綺麗さにみいったりしてしまいます。

歌舞伎座西側前方
1階最前列の西側の席からです。舞台を横に見る席なので、どうしても舞台全体が見づらくなりますね。
花道を使った演出の際には、客の多い方へ向いて演技をするため、背中側になることが多いですが、役者さんが、客の方へ振り向く前の表情、しぐさなど多くの人に見えない部分を観ることができる場合があり、それを楽しみにしている人もいます。

歌舞伎座2階席後方西側寄り
2階席後方の座席です。花道の見える部分は少ないですね。
写真はないのですが、2階席の1列目中央は、皇族の方が来ると座られる席で天覧席といいます。
邪魔になるものがないので、花道もしっかり見え舞台全体が見やすいです。

2階東席
2階の東側になります。2階の東側、西側は1等席になります。
机があり、こたつ堀りになっています。
お弁当を食べたり、筋書きを読んだりするのに便利ですね。
西側は花道が見えづらいですが、東側は花道はばっちり見えますね。

3階東席
3階の東席です。座った時には舞台の手前側が見えないので、全体を楽しむことはできないですが、花道はしっかり見えます。

3階席後方
3階席はかなり高いところから舞台を観る形になります。
舞台の奥、例えばふすまからの登場する場面などでは、足元しか見えないです。
花道もほんの一部見えますが、前席の人の頭で見えない場合もあります。

歌舞伎座3階A席座席に人が座った場合
桟敷席は、2席づつの専用扉があります。
もうすでに、特別感がありますよね。

桟敷席扉
桟敷席は1列なので、後ろの人に気を遣うこともなく、また前の席の人の頭が気になるということがなく視界良好です。
足元は掘りごたつ式でテーブルがあり、靴を脱いで座ります。
桟敷席は事前に予約することで、幕間にお弁当を届けてくれます。
歌舞伎を観る人が一度は座ってみたい桟敷席。他の席よりも特別感があり贅沢な気分が味わえます。
歌舞伎座の座席おすすめの席はどこ?
歌舞伎座のおすすめの席は、桟敷席で贅沢な気分を味わいたい人、花道横で役者さんを間近に見たい人、舞台全体を観たい人、とにかく安く見たい人、衣装を観たい人などいろんな人がいるので、自分が何を観たいのか、予算がどれくらいなのかによって変わってきます。
ですが、どこの席がいいかというと
昔から歌舞伎を楽しむのは「とちり席」がいいと言われてます。
いろはにほへとちりぬるを・・・
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7列目・8列目・9列目が見やすいお席ということになります。
舞台が近すぎず遠すぎず舞台全体が見ることができて、迫力も感じられます。
他には、皇族の方が来られた時の座席2階席中央付近です。
視界を遮るものがなく、花道も舞台全体もよく見えます。
1階席の通路横の座席14番、15番の席も人気です。
席を立つのも便利ですが通路を使った演目がある時は、役者さんがすぐ横を通って行くので言葉にならない嬉しさがあります。
1階の17列は2等席ですが、前が通路になっているので席に着いたり、席を立ったりするのも便利ですし、前方の席が離れているので視界が良く、コスパもいいですね。
東側の席は、花道が見えるので花道を使った演目の時は人気があります。
おすすめの席が多いですが、私自身はというと、お値打ちな3階席で観劇しています。
席を離れたいときは不便で花道は一部分しか見えませんが、舞台をまんべんなく見ることができるので中央付近の座席が好きです。
何回か歌舞伎観劇すると、自分の見やすい場所やお気に入りの場所がわかってきますよ。
ぜひ、何度も歌舞伎座へ足を運んでみてくださいね。
歌舞伎座チケット当日券やアクセス情報は↓の記事をご覧ください。

歌舞伎観劇する際に双眼鏡があると役者さんの表情、手元の小道具、衣装の柄などがしっかり見えてより一層楽しめますよ!
「歌舞伎座」周辺のおすすめホテル
「歌舞伎座」の周辺には、歌舞伎座に近いホテルが沢山あります。
歌舞伎観劇に便利!銀座へのショッピングも近くて便利な3つのホテルを紹介します。
ホテルグレイスリー銀座
この「ホテルグレイスリー銀座」は、歌舞伎座のある東銀座駅A1出口から徒歩5分の場所にあり、歌舞伎観劇にはうってつけのホテルです。
このホテルの総合評価は「4.00」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ホテルグレイスリー銀座」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
ホテルモントレ銀座
この「ホテルモントレ銀座」は、地下鉄有楽町線銀座1丁目駅から徒歩5分の場所にあり、歌舞伎座へは徒歩7分の立地です。
ホテルの内装がクラシカルで可愛いいので人気のホテルです。
朝食のメニューも豊富で楽しい食事ができます。
このホテルの総合評価は「4.19」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ホテルモントレ銀座」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
レムプラス銀座
この「レムプラス銀座」は、JR新橋駅銀座口から徒歩4分、東京メトロ銀座駅A4出口から徒歩7分、歌舞伎座からは徒歩10分の場所にあります。
心地よい眠りを実感できるようにデザインされていて、自分の部屋にいるようにくつろぐことができます。
マッサージチェアが全室設置されていて眠りへのこだわりを感じることができます。
このホテルの総合評価は「4.90」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「レムプラス銀座」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
まとめ
「歌舞伎座」の座席表や、見え方、おすすめの席を紹介しました。
とはいえ、最初はどこの席にチケットをとるか悩みますね。
私自身は、幕見席で初めて歌舞伎を観ました。8月の納涼歌舞伎だったので、幽霊が出てくる演目でしたよ。
歌舞伎座ってこんなとこなんだ~へぇという感じからスタートし、中村屋の巡業公演を芝居小屋で観てすっかりはまってしまいました。
歌舞伎は敷居が高いというイメージがあると思いますが、お安い席もありますし、正装で行く必要もなく、チケットがあれば歌舞伎座に入れます。
その歌舞伎観劇に便利な周辺のおすすめホテル情報も一緒にご紹介しました。
歌舞伎を観る時は、スーツやドレス、着物でなくても歌舞伎座には入れますが、少しおしゃれしていくと気分も上がります。
幕間と言う休憩時間が30分位あるのですが、その時間にお弁当を食べることができます。
弁当の持ち込み可能です。
高級な弁当でなくてもコンビニのおにぎりでOK!
歌舞伎座で歌舞伎を観てお弁当を食べる時って贅沢でとても幸せを感じます。
ぜひ歌舞伎座で歌舞伎を楽しんでくださいね!
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