
屋久島は何県?正解は「鹿児島県」です
屋久島(やくしま)は鹿児島県に属する離島です。
行政上は「鹿児島県熊毛郡屋久島町」に位置しています。
鹿児島本土から約60km南の海上に浮かぶ島で、自然が豊富に残ることで知られています。
多くの人が「屋久島 何県?」と疑問を抱きがちですが、地理的にも行政的にも鹿児島県の一部となっています。
屋久島はどこにある?地図で見る場所と特徴
屋久島は九州の南部、種子島のさらに南側にある島で、周囲およそ130km、直径は約28km。
島の中心には宮之浦岳(標高1,936m)があり、日本の離島では最も高い山です。
また、島全体の約90%が森林に覆われており、そのうちの20%以上がユネスコの世界自然遺産に登録されています。
屋久島の行き方|飛行機とフェリーの2通り
「屋久島 行き方」で検索する方が多いように、アクセスには事前の計画が重要です。
主に飛行機またはフェリー・高速船を利用してアクセスします。
飛行機での行き方
東京・大阪・福岡などの主要都市からは、鹿児島空港経由で屋久島空港にアクセスするのが一般的です。
出発地 | 経路 | 所要時間(目安) |
---|---|---|
東京(羽田) | 羽田 → 鹿児島(約2時間) 鹿児島 → 屋久島(約35分) |
約3〜4時間 |
大阪(伊丹) | 伊丹 → 鹿児島(約1.5時間) 鹿児島 → 屋久島 |
約3時間 |
福岡 | 福岡 → 鹿児島(約1時間) 鹿児島 → 屋久島 |
約2.5時間 |
鹿児島空港から屋久島までは、JALグループのJAC(日本エアコミューター)が運航しています。
フェリー・高速船での行き方
鹿児島市内の港から、屋久島へのフェリーや高速船も出ています。
高速船「トッピー」「ロケット」
所要時間:約2〜3.5時間(経由地による)
料金:片道8,000円前後
宮之浦港または安房港に到着
フェリー「屋久島2」
所要時間:約4時間
料金:片道約6,000〜(等級による)
宮之浦港に到着
時間はかかりますが、船旅を楽しみたい方にはフェリーもおすすめです。

屋久島への旅行で知っておきたいポイント
屋久島の天気はとても変わりやすく、1日のうちに何度も雨が降ったり止んだりするのが当たり前。朝は晴れていたのに、昼にはざっと雨が降り、また夕方には晴れる…そんな天気が日常です。
屋久島は雨が多い島
屋久島の地形は急峻で、標高差も激しく、島の中で場所によって天気が全く違うこともしばしば。「海辺は晴れていても、山は霧と雨」「東側は快晴、でも西側は豪雨」なんてことも珍しくありません。
屋久島は「月に35日雨が降る」と言われるのも、天気の目まぐるしい変化を面白く例えたものです。
天候の変化は、船便は影響を受けやすいです。余裕を持ったスケジュールが安心です。
服装と持ち物の準備をしっかりと
山岳地帯やトレッキングコースが多いため、防水ジャケットやトレッキングシューズは必須アイテム。
夏場でも山の上は冷えるため、長袖もあると便利です。
ベストシーズンは春と秋
4〜6月の新緑、10〜11月の紅葉の時期が特におすすめ。
台風の多い8〜9月は避けるのが無難です。
屋久島のベストシーズンは、ずばり「春(4〜6月)」と「秋(10〜11月)」です。
春は新緑が美しく、屋久杉や苔むす森が朝露に輝き、生命力にあふれた風景が広がります。
特に4月下旬から5月にかけては、天候も比較的安定しており、トレッキングや縄文杉への登山にも適しています。
また、山桜やシャクナゲなどの花も咲き、写真映えも抜群です。
一方、秋は台風シーズンが過ぎ、空気が澄んでいて紅葉も見頃。
10月下旬から11月初旬には、標高の高い山々で赤や黄に色づいた葉が見られ、落ち着いた大人の屋久島を楽しめます。
いずれの季節も湿度が抑えられ、雨の量も比較的少なめで、登山や観光に最適です。
夏は台風と豪雨、冬は標高1000mを超える場所では、積雪や冷え込みがあるため、初心者にはややハードルが高め。
屋久島の自然を安全に、かつ心地よく体感したいなら、春か秋の旅行がおすすめです。
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まとめ
屋久島は鹿児島県に属する島
九州南部、種子島の南に位置する世界自然遺産の島
行き方は「飛行機」か「フェリー・高速船」が基本
天候や時期によってアクセス状況に変動あり
屋久島はアクセスこそ簡単ではありませんが、その分得られる体験は格別です。
ぜひ自然あふれる屋久島への旅を計画してみてください。
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